昨日、
「究極の子育て法」
のブログに書いたネタは

「ダメ!」

についてでした。

これって、その前のネタの

「叱ることをためらうな」

にも関連すると考えられます。

「叱ることをためらうな」
の元ネタのコラムでは

「言いにくいことも言う」

みたいな話でしたよね。

これってつまりは、

「いかにダメかを言う」

も含まれるんじゃないかと
思うんです。

もちろん、想像の域を出ませんが、
現在主流の指導法がこれだから
なんですよ。

子育てもそうじゃないですか?

「ダメな所を指摘してあげればよくなる」

そう思ってませんか?

すでにおわかりのように、
これって、子どもも大人も
同じ考えに基づいて、
指導が行われているんですね。

でも、これは認知科学的に見ても
いいアプローチとは言えないんです。

ブログでも言っている通り、
「ダメ」には非常にネガティブな
意味が含まれちゃってます。

どんな状況でも、
たとえ軽い意味でも

「ダメ!」

って言われたらいやでしょ?

つまり、二文字という
ビット数は少ない情報にも
かかわらず、そこに内在する
情報量はとても多いんです。

もっと簡単に言うと、
二文字しかないのに
含まれるメッセージの量は
(どれだけの影響を受けるか
という事も含む)
非常に多いって事です。

しかも、否定的な情報が
たっぷり含まれてるわけです。

なので、自分のセミナーとかでは

「ダメを含む否定形は一切使わないほうがいい」

って話をしてるんですよ。

単なる「ダメ」だけでは、
未来がないんです。

そこには、じゃぁどうするか?が
含まれていないのです。

もちろん、「ダメ」の後に、
じゃぁどうするか?を伝えたりする
事もできますが、

「ダメ」

のメッセージはそれ以上に強烈です。

「じゃぁどうするか?」

をメインにしたいのなら、
別に「ダメ」は必要ありませんよね?
(^^;

くり返しますが、これは
子育てに限らないんです。

部下はもちろん、対等な相手でさえ
上質なコミュニケーションを
したいのなら、「ダメ」は
不必要なんですよ。

ってことで、今日の一言!

”ダメをいかに使わないかで人間関係が変わる”

コーチ和也でした。(^^)