さて、時々いっていますが
うちの息子は、小学1年生。

あんまり聞かなくなったけど

「♪ピッカピカの1年生♪」

だわ。

そして、1年生といえば
いろんなものが連想されますよね。

ランドセルやら…

算数セットやら…

そのひとつが家にやってきました。

それは…

なんと…

「朝顔」… (笑)

しかも、
本人が持って帰ってきたんじゃなくて
夏休み前の保護者会のあと、

「保護者の方が持って帰ってあげてください」

って…

えっちらおっちら、
持って帰ってきたよ(^^)

学校にある時は、
まだあまり咲いてなかったんだけど、
ここに来て、ガンガン咲き始めた。
(^^)

今朝も、普段ならなかなか
起きてこないのに、妻が…

「朝顔咲いてるよ!」

「青いのもさいてるよ!」

「お水あげればぁ〜」

とか言っていると、
そそくさと起きて、
水を上げてるのよ。

かわいい! (笑)

そんな朝顔といえば、思い出すのが

タイトルになっている俳句。

「朝顔に つるべとられて もらひ水」

っていう、加賀千代女さんの句ね。

一般的に知られている意味は、

朝顔のツルが、
井戸の「つるべ」に巻き付いて、
水が汲めないのだけれど、
ツルをちぎってしまうのも
かわいそうなので、
水をもらいにいった。

というものです。

朝顔の情景と、
「とってしまってはかわいそう」
という優しい心がにじみ出ている
句だというのです。

でも、その解釈は間違いだというのが、
わたくしの恩師の教えなんです。

そして、わたくしは圧倒的に
そっちの解釈を支持してるんです。
(^^)b

その解釈とは…

朝顔が咲いている

盗人か何かに
つるべを盗まれてしまった。

仕方がないので、
水をもらいにいこう

というものです。

風情もなにもないじゃないか
とも思いますが、
風情をうたったのではなく、
日常をうたったという
解釈なんですね。

理由は以下の通り…

・後年千代女は「朝顔や」に変えている
「や」「に」は句切れと言って、
一旦そこで切れる。

・一晩で朝顔のツルがつるべに
巻き付くだろうか?

・当時、今の朝顔以外の花も
朝顔と呼ぶことがあった

しかし、この解釈にも疑問は残るんです。

「つるべ」ってそんなに
盗まれるものなのかな?って…(^^;

さぁ、どう思いますか?

ってことで、
コーチ和也でした。