Demension4 ー 幸福論志向コーチング

最後の次元となるよっつ目のキーワードは 「Eudaemonics Oriented」(ユーデモニクス オリエンテッド)。 つまりは、「幸福論志向」のコーチングです。

  

「人生のコーチ」の機能は、クライアント様のゴール設定の お手伝いをすることです。そして、クライアント様の人生を より良いものにすることです。 つまりCHCでは、クライアント様の「幸福」について考えるのが コーチとしての機能だと考えます。

  

不思議なもので、日本人は明確に「幸福」と言う言葉を だすと、妙に胡散臭いものを感じてしまう様です。 きっと「幸福」なんて人それぞれだし、雲をつかむような話だし、 更には実際に「幸福」というキーワードを使って、 他人を欺くような事をする人達もいるという事実からも 胡散臭さを感じてしまうのかもしれません。

しかし、あえて言います。 CHCの真の目的は、当然のことながら あなたの「幸福」なのです。

  

スイスの法学者であり、哲学者、政治家でもあった カール・ヒルティは、その著書である「幸福論」の中で こんな風に言っています。

  

”哲学的見地からはどのようにも反対できようが、しかしひとが 意識に目覚めた最初の時から意識が消えるまで、 最も熱心に求めてやまないものは、 何といってもはやり幸福の感情である。”

”人間だれ一人として幸福を求めないものはない。 幸福を求めるということ以上に、あらゆる人に共通した考えはない”

  

そして、ギリシアの哲学者アリストテレスは、 この「幸福」についてかなり具体的に考えていました。 そして気づいたことは、

  

”だれもあえて不幸を選択しない”

  

と言う事でした。 そして、

  

”だとしたら、人間という存在は幸せになることを望む。 そしてその幸せを探すという事は、いったいどんな種類の 幸福に導いてくれるのだろうか?”

  

とも考えたのです。 古代から、哲学者たちは「幸せとは?」について 考え続けました。

  

数千年が経った今、これだけ文明が発達して ありとあらゆるものが便利になったと言ってもいい位の現代… 便利で快適になったとは言っても、それが幸せに 直結しているかというと、どうでしょうか?

  

なぜなんでしょうか?

  

古典を紐解けば、数千年にわたる先人たちの知恵に あふれています。 しかし、なぜかそれが隠されてでもいるかのように 私たちはその思考、思想を受け継いでいません。

  

「与えられた中でささやかな幸せを感じられればいい」

  

そんな、支配者側からの都合のいい「幸福観」を 植えつけられているような気さえするのです。 CHCが、その役割を果たすために培ったものの中に ひとつの照らし出された道があります。 それは「幸福」は選択可能だという事です。 「幸福」は、まず自分が「幸福になる」という選択を したところから始まるという事です。

  

その視点に立ってのコーチングが、まさしく 「幸福論志向」のコーチングです。 他の三つの次元、 「ルー・タイス・システム」、 「苫米地式コーチング」、 「縁起の書換え」 は最後の次元「幸福論志向コーチング」を支える 下支えの為にあると言っても過言ではありません。

 

CHCの全ての理論、技術はその為に存在しているのです。 あなたの「幸福」を照らし出すために…

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